歩いて帰ろう

猫「ついったでつぶやいてご心配おかけしちゃったりしましたが、今日は電車酔いいつになくひどかったので、途中から30分強歩いて帰ることにしました」
葵「元気ねぇ。大丈夫だったの？」
猫「歩いてる間はずっと元気でしたー。日が落ちてきててそこそこ涼しくなっていて秋を感じました。やっぱり歩くの好きですねー」
葵「あぁ、確かに結構歩くの好きよね」
猫「目的地が決まってない散歩っていうか、なんとなく1時間歩く、っていうのは苦手なんですが、遠い位置まで移動するのに歩くというのは好きです」
葵「……難しいやつね……何が違うの」
猫「今日歩きながら考えたんですけど、多分次どこ目指そうかとか、いつごろターンして帰ろうかとか、そういうことを考えながら歩かなきゃいけないのがだめみたいですね。目的地目指してるなら、そこ目指して歩くだけなのでほかのことが考えられるのですよ」
葵「はぁ、じゃあ別にどこに行って帰る、みたいなのならいいんじゃないの？」
猫「いいかもしれませんが、うーん、いろいろです。すみません、そろそろ眠いので寝ますおやすみなさいー」
葵「あぁお休みー」