ネットの不思議

猫「今オンラインゲームがテーマ？ 舞台？ となってる小説を読んでいるんですが……」
葵「何で疑問系ばっかり」
猫「うーん、テーマ、と言うとちょっと違うような、舞台は合ってるような……でも何というか。まぁそこら辺はどうでも良いです。『キャラねっと完全版』と言う奴です。愛＄探偵ノベル、というのは副題なんですかね？」
葵「ふーん。ハリー・ポッターのなんとか、の『なんとか』に当たる部分的な？」
猫「はい。んで、まぁ、読んでるわけですが……なんか、不思議な感じがするんですよね。ネットって傍観する立場から見てるとこんななのかなーなんてちょっと思ったり」
葵「うーん？」
猫「まぁ、細かい話はさておいて、ネットやってる主人公とか、語り手とか、登場人物を見てると『普段自分って周りからはこんな感じに見えてるのかな』見たいな感じで……なんて言うんでしょう。他人がプレイしているゲームを何の気なしに見てる時の気分です」
葵「ふーん？」
猫「…………はい。まぁ、未だ読み途中なのですが、なかなか歯ごたえがあって面白いですよ」
葵「歯ごたえ……？」
猫「言い換えるなら読み応えですか。うーん、いや、読み応えはちょっと違うような。文を咀嚼してる感覚がある本って感じなんです」
葵「文を咀嚼……？」
猫「はい。弾力がある感じです」
葵「……それにしても今日の昼間いきなり電話してきたのにはビックリしたわ。第一声がスミマセンだし」
猫「うん、昨日は日記書こうと思って無理だったので、どうしようかと思ってたんです。で、朝『そうだ、メールで今謝っちゃおう！』と思いたって。で、一人だと一文で終わってしまったので葵姉さんへ謝罪も兼ねてお電話した次第でして」
葵「つか授業は？」
猫「さぼりました！」
葵「オイ！」
猫「嘘ですよ。休み時間の間にぱぱぱっとやったんです。階段の所でこそこそ電話したりして」
葵「それで妙に反響してたんだ……まぁ、何にせよ約束守って偉い偉い」
猫「でしょうでしょう！ 頑張りましたよ眠いですけど！」
葵「この調子で明日もガンバれな？」
猫「明日はラストですので、喜んで日記書くか、力尽きるかどちらかですね。また来週朝から晩までの日が三日連続であるのですが」
葵「頑張れー」
猫「頑張りますー。ではでは今日はこの辺で！ Web拍手ありがとうございました～！！」