あるぅ日～♪

猫「森の熊さんです」
葵「？」
猫「いや、歌ね。童謡。『ある日森の中熊さんに出会った～』っていう歌があるじゃないですか」
葵「あぁ、馬鹿をさらけ出したのかと思ったけど違ったのね」
猫「……イヤまぁ。で、今日の下校中、うちの部の方々はそれを歌いながら帰りました」
葵「何故」
猫「しかも『熊さんに出会った』の所を漫画のキャラクターの名前に置き換えたりとかして」
葵「………………（逃走」
猫「待て待て待て話の途中で逃げないでください（捕獲」
葵「離せオタク！」
猫「だから待ってってば！ 話は最後まで聞いてっていうかまぁ、確かに内容は結構やばいなーとか思ったりするけど！ 歌ってたのは学校の近くで誰も通ってないところだけだから！！」
葵「イヤ歌ってる時点で十分痛いって」
猫「それに私は歌聞いて爆笑してて一緒に歌える余裕無かったですし」
葵「余裕あったら歌ってたのか」
猫「いや歌いませんが； 森の熊さんは好きくないので」
葵「なんで？」
猫「それはさておき、結構はまったりするんで面白かったって言うだけの話なんですよ」
葵「じゃあ、もっとさらっと流しなさいよ」
猫「貴女が逃走謀るからですよ！ では今日はこの辺で～」
葵「な、なんか中途半端……？」