夏の嫌な所

猫「からっと晴れた青空に蒼い海、白い雲、夏の良い所は数え上げたらきりがないのですが、光が在れば闇もある。生命が最も過ごしやすいこの時期は……奴等の季節でもあるのですよねorz」
葵「奴等、って言うと……」
猫「台所の黒い嫌われ者と夜に来られると非常に面倒な吸血鬼ですよ」
葵「あー、前者は最近冬でもお構いなしにやってくるけどね。後者は確かに夏に沸くのよね」
猫「現在ダブルパンチっぽいです。KYな父が、私が気付いてなかったのに『部屋の前で何かごそごそ動いたよ』とかご丁寧にも教えて下さったのでピリピリしてます。目の錯覚なら良かったのにorz」
葵「あー……がんば？」
猫「いや、気配的なモノは察知したのですが、こちらのパソコンを操作していて『気のせいかなー』と見過ごせていた所でしたのに。まぁ、嫌われ者達は一匹見かけたら三十匹、と言いますし……orz」
葵「更に落ち込んだわね＾＾；」
猫「奴等の話題は暗くなる一方ですね！ 気分は悪いですが気持ち切り替えて参りましょう！ 見つけたら殺れば良いだけの話ですし！」
葵「うんうん、逞しいわ＾＾；」
猫「一人暮らしがしたいです、と言う話を友人としていたのですが、女子大生くらいが生活するならば月十万あれば大丈夫らしいですね？」
葵「ふーん、そうなの？」
猫「そうみたいです。まぁ、その子はちょっと食が細いような気がするのでホントに大丈夫かな……と思ったりはしますが、でもその前後で行けるならば一人暮らししてみたいやも……と」
葵「一人暮らしの難関『虫』は解決出来るしね」
猫「退治スプレーと新聞が在れば何とかなります。恐怖は恐怖なのですが」
葵「うんうん、逞しいわ」
猫「まぁ、元々奴等の一番大きな実害は『気持ち悪くて気分が悪くなる』ですから……ってまた話が戻ったぁぁぁ！！ と、とりあえず私はバイト見つけるのが先ですね！」
葵「強引な話題転換＾＾； まぁ、まずはそこかしら」
猫「最近面倒でやってなかったのですが、色々落ち着いた所ですしまた探してみようかと思います。今度は引っ掛かると良いですね！」
葵「ガンバー」
猫「何となく後味が悪いのでもう一つ。『チーム・バチスタの栄光』を読みました～！ 面白かったです。ただ、広告を見て少し期待しすぎたようで、少し物足りない感じがします。解説者さんの絶賛ぶりに共感できませんでした」
葵「あぁ、映画のデスノート後編みたいな？」
猫「多分ですね。まぁ、でも普通に面白かったですよ＾＾ 田口先生いい人でしたし。犯人はちょっと不満でしたが」
葵「ふーん？」
猫「以下はネタバレになるので言いません。個人的に医療関係の説明的描写が多くて少し読みにくかったかも知れません。ちゃんとしたミステリーは読むの久々だったので……あ、有栖川さんの『白い兎が逃げる』と言う短編集を読んでました（ブクログ参照）」
葵「ホントだ。まぁ、感覚が鈍ってた、って事？」
猫「あー、いえ、基本的にミステリーって少し冗長な所があるような気がするんですよ。宮部さん、赤川さんの作品などはそう言う所が少なくて読みやすいんです。有栖川さんの火村助教授シリーズも然りと言うことで、チームバチスタは普通のミステリーよりは断然読みやすく、赤川さん達に比べると少し読みにくいと言う程度の違いです」
葵「……と言うことはつまり？」
猫「ミステリー好きには物足りなくて、一般の人には少し読みにくい作品になっているのではないか……と思うのですが、まぁ、私みたいにその中間の人もゴロゴロ居ますので大丈夫でしょう＾＾」
葵「ほー。結構切り込んだんじゃない？」
猫「いや、前半の話題を忘れたくていつもより口が過ぎました； ズブの素人がノリで喋っている戯言ですので本気になさりませんようよろしくお願い申し上げます」
葵「ホントにね」
猫「ではでは長くなりましたが今日はこれにて！ Web拍手ありがとうございました～！」