年の瀬です

パペ（以下パ）「さァ始まりました今年も年末恒例の大掃除！ 当サイトのバ管理人こと日溜も数々の強敵との戦闘を開始した模様です。現場のベット君に状況を聞いてみましょう！ おーい、ベット、そっちはどうなんだ？」
ベット（以下ベ）「どうも、日溜さんちの居候ベットです。ほこりっぽい机の上から退避出来て安心しています。危うくプリントや参考書類に埋もれる所でしたからねぇ……さて、日溜さんは手始めに机の上の妖怪ザツゼーンとの戦闘を開始した模様です。まずはザツゼーンを机の上から床に移動させてバラバラに解体していくようです」
パ「成るほど、まずは机という陣地を取る戦法ですね。解説の葵姐さん、どう思われますか？」
葵「解説の葵でーす。まぁ、妥当というか、オーソドックスな手段よね。むやみに強敵から取りかからずに手頃な相手を選んだのは本格的にやる気がないからかも知れないけど」
パ「な、そんなもりあがらねぇ！ これからどんどんやって貰わなきゃ実況やる意味ねぇよ！ おいベット、奴はどうしてる？」
ベ「要らないプリントをどんどん捨てて言って、なかなか順調ですよ。……おや、大体整理が付いた所で机の隣の大物、ゴタマゼホンダナとの戦闘を開始したようですよ。今回ここは大物ですよ。ため込んだ通信教材とか、大学から取り寄せた資料とか、ダイレクトメールがぎっしり詰まってますから」
葵「手近にあるからばんばん物突っ込んでってたものねぇ」
パ「この前棚が一段重みで外れたしな。それを直す為に始めたのかねぇ？」
ベ「予想通りの大漁ですね。あっという間に床が見えなくなりましたよ」
葵「酷いわねぇ」
パ「ずっとほっとくからこーなんだよなァ」
ベ「こつこつ片づけるしかないですね。落ちた棚をはめるのにも少し手間取ってますね。キィキィ木がこすれる嫌な音がします」
パ「お聞き苦しい点があったことをお詫び申し上げます。しばらくはこいつの相手をするしかなさそうだな」
葵「小物と大物を一気に相手にしてるから、やっぱり手間取ってるわね。机は未だ占領されたままだし」
パ「むしろ部屋中がザツゼーンに支配されそうな勢いだな。ったく何やってんだ」
ベ「こつこつ通信教材整理してますね。アレを勉強用に使うんでしょうか。机の上に並べましたよ」
葵「今更アレ使うんだ……確か高一の頃からのたまりまくってんじゃないのかしら……？」
パ「でもまぁ、せっかく始めたんだからやらなきゃ損だしなァ……お、並べ終わったな。丁度埋まったし」
葵「でもまだまだ三分の一程度よ？ これからが勝負じゃない」
ベ「次はやっぱり資料とダイレクトメールですね。これはもう本当にばんばん捨てますね。あっという間にゴミ袋が埋まっていきますよ」
パ「すげぇな……気持ちいいくらい捨てまくってんぞ……」
葵「思い切りが良いっつーか……あ、開封してないのに捨てた」
ベ「このペースなら何とかなりそうじゃないですか？」
葵「いや、未だ気は抜けないわよー。だって未だ二匹にしか手ぇつけてないんでしょ？ 他にも何匹か居るじゃない」
ベ「この資料とかは三分の一以下になりましたねー。これを元の本棚に並べてますね。入試辺りまでにこの資料とかちゃんと使うんでしょうかね？」
葵「どうかしらねぇ。とりあえず三月頃またここらへんは大掃除した方が良いかもね」
パ「大量の書籍が片づけられたからあとは小物が多いな。っと、ここでまた机の引き出しに手ぇ出したぞ此奴」
葵「バカねぇ……」
ベ「文房具を片づけたいみたいですね。使えないペンとかじゃんじゃん捨ててます。あ、使えるペンはリビングに持って行きましたよ。他にも使わない物いろいろ押しつけてます」
葵「はた迷惑な奴……」
パ「要らないからやるってか……他にもばんばん捨てたり仕舞ったり。めまぐるしいくらいだなァ」
ベ「要らない物はどんどん捨てるか、他の家族に押しつけてますね。おかげでどんどん引き出しの中身が少なくなってますよ」
葵「いつもの常套手段よね。要らないからやるで他の部屋はいざ知らず、自分の部屋だけ綺麗にさせるの」
パ「良いのかよ……まぁ、引き出しに仕舞ったりよそに押しつけたりでだいぶ綺麗になってきたな……ってあ、別の本棚からまた通信教材と資料が発掘されてんぞ！」
ベ「流石に意気消沈してますね……0.5秒ほど。すぐ中身を取り出して机の上に割り込ませてますよ」
葵「場所が足りなくなって要らない分をよそに移したわね」
パ「もっと早く気付けよな。まぁ、このおかげで他の棚が綺麗になったからそこに教科書を入れてるな。後は机の上の小物を片づければ終わりだな」
ベ「いや、掃除機をかけるのも忘れちゃ行けませんよ」
葵「結局ほぼ一日中片づけしてたわね」
パ「たまには良いだろ。年の瀬だし」
ベ「ご苦労様です。僕も枕元に移動しましたし」
葵「じゃ、今日はこの辺でお開きかしら？」
パ「そうだな。それじゃー皆様またいずれー！」

おまけ

チビ太「…………zzz……」（スクール鞄の中でずっと寝てた）