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葵さんと黒猫さんの徒然なる日常(と言うかただのかけあい) 偶に長編キャラがパーソナリティを務めるキャラすた! を行います。 基本的にみんなお馬鹿さんです。 感染しないようご注意下さい!
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猫「って言うタイトルですと何か真面目っぽいですね!」
葵「違うの?」
猫「ここは明るく楽しくお馬鹿がモットーですから!」
葵「……なんかだんだん増えてない?」
猫「ノリです。さて本題は何を呼んだかというと東野圭吾さんの白夜行なのですか」
葵「あ、前ドラマにもなったやつ?」
猫「はい、先日図書館で見つけまして。ドラマを見たことはないのですが、有名だったので借りてみました」
葵「ふむふむ。どうだった?」
猫「宮部さんの模倣犯を彷彿としましたね。作品の雰囲気が似ていると言いますか……そう感じました。大雑把なあらすじはある二人の登場人物を中心とした色々な事件を追っていくお話ですね」
葵「ふんふん。確か刑事さんが追いかけてるのよね?」
猫「まぁ、そうとも言えるしそうで無いとも言えるような。何よりも特徴的なのはそのメインの登場人物二人の心理描写が一切無いということですね。周りの人の観察によってそれが表現されているわけです」
葵「ふーん……で、如何だったわけ?」
猫「最初は淡々としていたので時々飽きちゃいそうになったのですが、先へ進むに従って読むのが止まらなくなりました。ついつい最後の方は早く帰ってきた空き時間を使って一気読みです」
葵「へぇ、面白い本だったのね?」
猫「そうとも言い切れません。と言うか、個人的な好みを言えばかなり苦手な分類のお話でした。ストーリーの中身というかが……」
葵「そうなの?」
猫「暗いんですよ、全体的に。そう言うのがお好きな方もいらっしゃいますし、こうして素晴らしい作品があるのも分かってはいるのですが好きじゃないのです。ファンタジーの住人なのでハッピーエンドじゃなきゃ嫌! みたいなタイプの人間なんですよ」
葵「あー、まぁ、違うんでしょうね」
猫「そもそもがダークなお話ですからね、本当に好みの問題で。ただ、それでもこんなにガッツリ真面目に本を読んだのは久々だったので思わず読書感想文です。模倣犯以来、ですかね……?」
葵「いつもの本は真面目に読んでないの?」
猫「いいえ。楽しく読ませて頂いていると言うことです! 良作ならば!」
葵「あぁ、やっぱり好みの問題?」
猫「ですね! ではではなんだか意味のないことぐだぐだ語りましたが今日はこの辺で!」
葵「Web拍手ありがとうございました~!」

今回は創作に関する考えたことです。
暗い話でもない(と思う)ので反転はなし。
たいしたお話ではないです。はい。



いつからか、あるいは最初の頃からか、お話を書くときにふと考えることがあります。
もし、自分が書いている事が本当に他の世界で起こっていたら……なんてことです。
主人公や登場人物達は何かしらの苦境に立たされたり、悲しみがあったり、いわゆる『問題』を抱えなければなりません。
でなければ『物語』は動きませんからね。あるいは単調な文章・お話になってしまいます。
その『問題』を作りだしている環境等は、そう考えると全て作者の所為、と言うことになりますよね。
実在の人物じゃないし、と割り切るのが普通なのだろうと思います。そうじゃないと例えば白夜行のようなダークな作品は書きにくくなりますし。

でも、キャラクター達は自分の子供同然だと思う自分もいるのです。
自分が産んだからと言って子供の生きる道を全て決めて成長の為などで色々な問題を押しつけるのはどうなんでしょう、と考えてしまうのです。
ただの考えすぎですが(笑)

色々と考えて、覚悟して書かねばならないな、と思う今日この頃でした。
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