ちゃぷちゃぷ雨が降るー

猫「……所じゃないでしたね。ざぁざぁ降りでした。どこかで洪水警報が出たとか何とか」
葵「ちゃぷちゃぷなんて可愛らしいもんじゃなかったわねー。って何でずぶぬれ！？」
猫「そのざぁざぁぶりの中傘一つ二人で相合い傘して帰りました！（グッ」
葵「バッカじゃないの！？ ちょっと雨宿りして様子見るとか、もう一本ビニール傘でも買うとかすれば良かったのに……」
猫「いやー、さっさとちゃっちゃと帰りたかったもので。たかだか雨ごときになんで帰りを遅くせにゃならんのですか！ 濡れてなんぼ！ とっとと帰らせて頂きました。相合い傘した人はご愁傷様です。ドンマイです」
葵「誰」
猫「母」
葵「…………お母さんに何さらしてんのよ！？」
猫「いやー、だって私は急いで帰りたかったんです。雨なんかが大人しくなるのをちまちま待っていたくなかったんです。ずぶぬれになってでもとっとと帰りたかったんです」
葵「…………ご愁傷様ね」
猫「まぁ、それなら一人でさっさか帰れば良かったんですけどね、傘持ってなかったので、母のを奪うわけにも行きませんし、先に行って戻ってくるのは手間ですし。と言うわけでしょうがなかったです。どうせ道が凄いことになってたので、ある程度は濡れたでしょうからまぁ、時間のロスがなかっただけマシだと言うことで」
葵「……もの凄く言い訳にも聞こえるけど、まぁいいわ」
猫「とりあえず今日はこの辺でー！ Web拍手ありがとうございました～！！」