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葵さんと黒猫さんの徒然なる日常(と言うかただのかけあい) 偶に長編キャラがパーソナリティを務めるキャラすた! を行います。 基本的にみんなお馬鹿さんです。 感染しないようご注意下さい!
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日記じゃなくて考えたことのメモのような物ですー。
葵姉さんはお休み。
 
宮部みゆきさんの「模倣犯」を先ほどようやく読み終わりまして。
上下巻合わせて厚さ約八センチ弱。面白かったです。興味深かった、の方の意味で!
……うーん、一言で気持ちを表現できそうな単語がそれ以外思いつきませんのでそんな感じ。
一読の価値はあるんじゃないかなぁと思います。
今読まないと損をする(?)気がします。とはいえ、出版されたのは結構前ですから既に思いっきり出遅れてるんですけどね? ^^;
今の時代の本というのか、文学はその時代の社会を映す鏡だって言うのが実感としてよく判った気がしました。
 
具体的なあらすじは二人の連続殺人犯の話なのですが……他にも色々あります。
うん。読んで下さい。宣伝します(笑)
 
私はお子様なので犯人達にムカムカしたり、警察の人や登場人物さんにダメダメ危ないよー! とかすごく痒い所に手の届かないもどかしさみたいな物を感じながら読んでいたのですが(笑)
正直上巻読んでるあたりはムカムカの方が大きくて「下巻読むの止めようかなー……」と思ったくらいなのですが、下巻中盤からドンドン展開していくお話に思わず一気に読んじゃいました先ほど。
読んでる最中に浮かんだどす黒い物とか色々消化し切れていませんが、それが文学作品という物なのかなーと漠然と思ったりします。
個人的にはまだ子供なので、はっきりオチのある物語や勧善懲悪なお話のが好きだったりするんですが、最近は読破後に靄が残って後まで考えるような作品も好きになってきました。
模倣犯もそう言う意味で好きな作品になりそうです^^ 整理が付くまでは「なりそう」のままですが^^;
 
そんなこんなですが、お話を読むときに最近思うのは、作品と出逢う時期というのは大切だなーと言うことです。
どんな名作も、それを受け入れるだけの器がきちんと無いと読み手には伝わらないのかなぁ、なんて思うのです。
例えばナルニア国物語も名作ですが、大人になってから読むと面白くないんです。
子供の頃、まだ「もしかして魔法があるかも知れない」なんて心の何処かで信じてる頃に、衣装ダンスの向こうに魔法の国があった、って言うお話が楽しく感じられるんだと思うんですね。
かくれんぼでロッカーや机の下に隠れてるとき、自分も魔法の国に行けるかも? なんて思うかも知れません。
私の場合、家に子供が隠れられるくらいのタンスがあったので尚更!(笑)
そして逆に、子供が夏目漱石などの「吾輩は猫である」を読んでもあんまり面白くないんです。
お父さんに似てて面白い! なんて言う子はさておき(笑)
大人は世間に「こういう人居る居る」なんて思ってプッと笑える事も、経験のない子供には「だから何?」ってなると思うわけです。
 
まぁ、ぐだぐだ言った所でこれに当てはまらないケースなんてごまんとあるのでただの戯言ですが、つまり、今読んで楽しい本を読みたいなぁ、としみじみ思うワケなのです。
読書は楽しいよ! と言うお話でしたー。戯言お終い!
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