逝ってきましたー

葵「…………オツカレサマ」
猫「どーもです。……そんな顔しないでくださいよ。大丈夫ですから」
葵「イヤアウトだろ諸々。大丈夫って言ってる時点でアウトでしょ」
猫「そうですよ。まだまだこれから頑張らないと逝けないんです」
葵「誤変換」
猫「失礼しました。頑張らないと生けないんですね」
葵「…………仕方ないわ。あんた亡き後てっ君とチビちゃんとベット君の面倒はあたしがみとく」
猫「おぉありがとうございます！ これで思い残すことなく……ってちょっと待てオイ！大丈夫ですって受験程度で死にやしませんて！ 春に泣いたとしたって生きてますから多分！」
葵「多分って……まぁいいわ。で、リクは進んでるの？」
猫「ぼちぼちですかね。と言うか、ネタをまとめ上げるのに苦労してるんですよ。どうも上手く形作ってくれなくて……でも受験勉強してるとしみじみ『物が書きてぇ』ってなるので早く終わって欲しいです」
葵「頑張ってね。みんなの為にも」
猫「おうっ！ て言うかですね、ちょっと文一筋で生きてみたいなとも思っちゃうわけですよ。勉強しすぎでね」
葵「…………まぁ、一度手酷い目に遭ってみるって言うのも良いんじゃない。目が覚めるかも」
猫「…………そうそう、今日テストだったんですけどね、隣の席の事めっちゃ仲良くなりました。頑張ったんですよ！ 朝隣の席にいらっしゃったＡちゃんに『おはようございまーす』って笑顔で言うの！」
葵「それだけ！？」
猫「それだけがなかなか難しい世の中なのですよ。三教科受験でそのうちの二科目判定なんですが、私もその子も全部受けて仲良く一緒に駅まで帰らせて頂きました。メールアドレスも交換して頂きましたし」
葵「良かったわねー。仲良くして貰えて」
猫「そうですよ！ あ、後ですね、試験中お腹が鳴ってしまったのには冷や汗かきました……」
葵「オイオイ……」
猫「いや、テスト受ける前までは何ともなかったんですけどね！ 途中からぐぅ～ぐぅ～って……； 周りの方々には大変失礼致しました；」
葵「ここで謝ったって誰にも届かないでしょーが……」
猫「謝る気持ちが大切なんだと思います！」
葵「……あっそ……」
猫「これからはセンターに向けてですね。その前に期末もやっつけないとですけど」
葵「頑張れー」
猫「おうっ！ では今日はこの辺で～！」